温暖化の政策科学
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2021/05/21
日本はゼロエミ電気不足などではない
-再エネ大量導入は製造業にとって有害無益だ-「日本は海外に比べ温暖化対策が遅れている。製造業が生き残るためには、製造工程でのCO2を減らすために、ゼロエミ電気の比率を上げなければいけない」という意見がある。 続きを読む
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2021/05/11
気候サミットの結果と今後
―温暖化対策の暴走にどう歯止めをかけるか―米国が主催した4月22日の気候サミットにおいて、菅首相は「2030年にCO2等の温室効果ガスを2013年比で46%削減することを目指し、更に50%の高みにむけて挑戦を続ける」とした。 続きを読む
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2021/03/19
中国の政治工作を実名で暴く
書評: クライブ・ハミルトン、マレイケ・オールバーグ 著『見えない手 中国共産党は世界をどう作り変えるか』(電気新聞からの転載:2021年2月19日付)
バイデンは長年にわたり、中国に融和的だった。 続きを読む
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2021/02/15
「CO2ゼロ」は亡国の危機だ
(産経新聞「正論」からの転載:2021年1月27日付)
従前は地球温暖化問題といえば環境の関係者だけに限られたマイナーな話題にすぎなかった。 続きを読む
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2021/01/28
米国での温暖化プロパガンダ
書評: マークR・レヴィン 著/道本美穂 訳/古森義久 解説 『失われた報道の自由』(電気新聞からの転載:2020年12月11日付)
バイデンの圧勝だと米国大手メディアは予想していたが、 続きを読む
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2020/11/17
金融当局の温暖化リスク評価は不確かなシミュレーションに頼らずデータに基づくべきだ
「気候変動リスクに関わる金融当局ネットワーク(NGFS)」は、地球温暖化の環境影響リスクを専らシミュレーションで評価している。 続きを読む
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2020/10/29
研究管理は大発見の敵なのか
書評: モートン マイヤーズ 著、 小林 力 翻訳『セレンディピティと近代医学―独創、偶然、発見の100年』(電気新聞からの転載:2020年10月9日付)
ある製薬会社で狭心症の新薬を開発。 続きを読む
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2020/09/07
超限戦に勝つ電力供給を求む
書評:喬良/王湘穂 著、 坂井 臣之助 監修、Liu Ki 訳『超限戦 21世紀の「新しい戦争」』(電気新聞からの転載:2020年8月7日付)
202X年、複数の新型ウイルスが日本国内で発生、爆発的な感染拡大が起き、生物兵器テロが疑われるが原因は判然としない。 続きを読む
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2020/08/07
歴史の中のニューノーマル
書評:ジェームズ・C・スコット 著、 立木 勝 訳『反穀物の人類史 ―国家誕生のディープヒストリ― 』(電気新聞からの転載:2020年5月29日付)
古代史には、偉大な文明が突然消滅し、その後に暗黒時代が何百年も続くことがある。 続きを読む