オピニオン一覧
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2019/12/18
中央銀行が環境問題に取り組む必要はあるのか?
~制御すべきは「気候」よりも「物価」~環境問題に中銀ができることがあるのか?
今年11月にECB総裁に就任したラガルド氏は、約17年ぶりに行われる同行の金融政策戦略の改訂の一環として、気候変動に関する論点を組み入れることに関心を示しており、 続きを読む
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2019/10/25
日本エネルギー政策を支えるグリーンボンド発行拡大へ向けた提言
1.日本のエネルギー政策
平成30年7月3日に閣議決定された第5次エネルギー基本計画は、国連気候変動枠組条約事務局にパリ協定に基づき提出された各国が決めた貢献(英:Nationally Determined Contribution、略称:NDC)に従って、国内温室効果ガスを2030年度に2013年度比26%削減の目標を設定した。 続きを読む
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2019/06/17
再エネで脱炭素化は幻想である
第2部 エネルギー革命は物理法則を超えられない(その2)前回:再エネで脱炭素化は幻想である 第2部 エネルギー革命は物理法則を超えられない(その1)
エネルギーにムーアの法則は当てはまらない
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2019/06/14
再エネで脱炭素化は幻想である
第2部 エネルギー革命は物理法則を超えられない(その1)前回:再エネで脱炭素化は幻想である 第1部 自然変動再エネは安いのか?(その1)(その2)
エネルギー革命は到来するか?
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2019/06/11
再エネで脱炭素化は幻想である
第1部 自然変動再エネは安いのか?(その2)前回:再エネで脱炭素化は幻想である 第1部 自然変動再エネは安いのか?(その1)
加えてこうした再エネが「主力電源」としての役割を果たすためには、今一つ乗り越えなければならない大きな課題がある。 続きを読む
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2019/06/10
再エネで脱炭素化は幻想である
第1部 自然変動再エネは安いのか?(その1)はじめに
日本の温暖化対策長期戦略では、今世紀後半の早い時期に「脱炭素化(ゼロエミッション)」を目指すことが謳われている。 続きを読む
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2019/05/31
SDGsの観点から原子力発電を再検討する
1 SDGs
2015年9月の国連サミットで「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が採択された。その中に記載された2030年までの国際目標がSDGs(持続可能な開発目標)である。 続きを読む
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2019/05/28
石油におけるエネルギー安全保障
調達面と流通面での安定供給(「月刊ビジネスアイ エネコ」2019年5月号からの転載)
「令和」の時代は、わが国の石油産業にとって、石油需要の減少の加速化や、本格的なエネルギー転換が予想される厳しい時代になることだろう。 続きを読む
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2019/03/08
借りた技術と“意図しない”省エネ
効率的推進に求められる長期的な視座( EPレポートからの転載:2019年2月1日号 )
政府は2030年に向け、日本経済がオイルショック後に実現したようなスピードでの省エネの実現を目指している。 続きを読む
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2019/01/21
Green Tyranny
筆者がトランプ政権のエネルギー温暖化政策を取材した際、Competitive Enterprise Institute のMylon Ebel と知己を得た。 続きを読む
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2018/12/14
小手先ではないプラスチック戦略を
-レジ袋有料化の前にやるべきことー環境省が策定する「プラスチック資源循環戦略」の内容が固まりつつある注1)。本戦略は(1)資源循環、(2)海洋プラ対策、(3)国際展開、(4)基盤整備の4つを重点戦略としている。 続きを読む
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2018/12/11
COP24報告(その1)
12月8日(土)より、経団連21世紀政策研究所研究主幹として経団連ミッションの一員としてカトヴィツエのCOP24に来ている。言うまでもなく、今回のCOP24の最大の課題はパリ協定の詳細ルールに合意することである。 続きを読む