コラム一覧
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2018/05/15
都市ガス供給システムからエネルギーを回収
都市ガスは、大手事業者に限らず、ガスを高圧にして送出し、需要先近くで整圧器(ガバナー)を通して必要な圧力に落として供給している。 続きを読む
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2018/04/06
火力発電の水素利用が本格化する?
2018年が水素社会への分水嶺に今年の1月19日に三菱日立パワーシステム(MHPS)が出したプレスレリース「大型高効率ガスタービンで水素30%混焼試験に成功」を見て、今年は水素の大量利用が具体的に進む年となるのかもしれないという印象を持った。 続きを読む
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2018/03/05
環境とエネルギー はじめの一歩
誰にでもできる 食べることからできるECO ①初めまして。この度、執筆の輪に加わらせていただくこととなりました馬野陽子と申します。
私はこれまでエネルギー事業に携わり、日々の生活で身近にできることのご紹介や子供たちへのエネルギー環境教育の推進を中心に関わって参りました。 続きを読む -
2018/02/05
業務用固体電解質燃料電池、普及の足音
昨年の9月25日に、本コラムで業務用固体電解質燃料電池(SOFC)が新たに商品化されたことを紹介し、今後への期待を述べたが、その普及に向けた補助金が具体的に設定され、申請の募集が昨年6月から始まった。 続きを読む
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2017/12/27
再開発プロジェクトのエネルギーシステムへの期待
観光地として知られた奈良を訪れる人は多いが、その中で奈良に宿泊する人が少ないのがいつも問題視されてきた。京都や大阪に宿泊する人が多いのだ。 続きを読む
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2017/12/01
天然ガスを燃料とする重量トラック
この10月、米国DOE(エネルギー省)の自動車技術担当部局が、中・重量物輸送用トラックのエンジンの燃料に天然ガスを使用し、高効率で駆動する技術開発に400万ドルまで投入するという発表をしている。 続きを読む
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2017/10/25
マンションの窓の断熱化
無理をしないで、我慢をしないで、エネルギーの消費を減らすのにはどうすれば良いかを考えるべきだということを、ロッキーマウンテン研究所の共同創立者であるエイモリー・ロビンス博士の著書、「Reinventing Fire」、邦題「新しい火の創造」(ダイヤモンド社)を翻訳する過程で再認識してから、その視点でエネルギー消費に関わる情報を収集している。 続きを読む
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2017/09/25
業務用規模の燃料電池
日本における燃料電池市場について、今年度は一つの大きな転換点になると考えられる。これまで、国産の燃料電池としては、出力700ワット~759ワット規模の家庭用燃料電池である「エネファーム」と、リン酸型100キロワットのものしか商品化されていなかった。 続きを読む
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2017/06/19
太陽・風力発電の接続量限界
気候条件の変化によって発電出力が変動する太陽・風力発電について、系統に接続される全体の規模が大きくなると、他の発電設備の出力を可能な限り下げても、あるいは、ダムに水を汲み上げるのに充当して消費しても、全体の発電出力が電力需要を超えてしまうことが起こる。 続きを読む
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2017/04/11
環境と経済の両立に向けて
市民と専門家をつなぐ(「環境会議 春号2017」からの転載)
気候変動問題はエネルギー問題であることから、従来の公害問題とは異なる対策が求められる。 続きを読む
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2017/03/01
京都市先斗町通無電柱化事業で考えたこと
東京都の小池知事が、無電柱化の推進を重要施策の一つとして提示している。そこで、東京都だけでなく、他の府県についても、ホームページを覗いて無電柱化がどの程度行われているのか調べてみたところ、東京都の場合には昭和51年度からというように、どことも可成り前から着手されていることを知った。 続きを読む
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2017/01/24
鉄道路線を調整電源に
東日本旅客鉄道(JR東日本)は、2017年3月4日のダイヤ改正で、栃木県内の烏山線を走る全ての列車を蓄電池で駆動する電車「ACCUM(アキュム)」に切り替えるという。 続きを読む